No. 13· behind-the-music

「開発者」という言葉を使わない開発者の歌 — 3曲目の怖さと4曲目の返事を並べて読む

1番の歌詞から AI が出てくる2曲、3曲目「I Was Scared, Too.」と4曲目「You're Still Shining.」を1組として読みます。同じ不安が、2曲でどんな言葉とどんな時制に置かれているのかを、歌詞の下書きで確かめます。

AI この記事はAIによる翻訳です。 原文を読む (English)

dear(you); vol.1 で、AI 時代の開発者の不安が最初の節から出てくる曲は、3曲目「I Was Scared, Too.」と4曲目「You're Still Shining.」の2曲です(下書きの Verse 1 に AI という言葉が出てくるのは、この2曲だけです)。アルバム企画書は7曲目もこの感情の中心に挙げていますが、7曲目の Verse 1 に AI はありません。3曲目は怖さを直さず、まず認めるで単独に読み、4曲目と7曲目が Bridge で分け合う一文は2曲の同じ一文で読みました。この記事は、その2本がしていないことをします。3曲目と4曲目を1組として並べ、同じ不安が2曲でどんな言葉とどんな時制に置かれているのかを、歌詞の下書きで確かめます。

まず範囲です。読んだのは、曲の設計書(歌詞の下書きとメモ)とアルバム企画書です。サウンドについて述べることは、文書に書かれた仕様であり、聴いた印象ではありません。録音で実際に歌われている部分が、下書きより短いこともありえます。そして、いつもどおりお伝えします。音楽は AI(Suno)で制作しています。歌詞は AI が下書きし、人が確認しています。AI 時代の怖さを歌う曲を AI の助けを借りて作ったことになりますが、その事実は隠しません。

文書に書かれた組

2曲が1組であることは、文書自体に書かれています。3曲目のテーマ欄は、AI 時代を開発者として生きる人なら誰もが一度は感じたことのある怖さから始まります(私たちの訳)。4曲目のテーマ欄は、方向を反対側から定めます。この曲は「AI に勝たなければならない」という話ではない、と(私たちの訳)。4曲目の設計メモはこの曲を前の曲への「答えの歌」と呼び、ブランドメモでは前の曲と「不安 ↔ 安心」の対をなすと記しています(私たちの訳)。

だから、この記事の問いは単純です。3曲目が口にした怖さに、4曲目は歌詞のなかで正確に何で答えているのか。アルバム企画書の Key Emotion は、3曲目が「不安 → 共感」、4曲目が「慰め → 安心」(私たちの訳)で、設計書のテンポは72と74 BPM です。

「開発者」という言葉は一度も出てこない

3曲目のテーマ欄には「開発者」という言葉があります。しかし、10曲の歌詞の下書きには、韓国語にも英語にも、開発者(developer)という言葉が一度も出てきません。代わりに、職業は仕事の言葉を通して見えてきます。

10曲×6つの言葉の表。「開発者」は10曲すべてで0。AI は3曲目に2、4曲目に3、7曲目に2、9曲目に1。コードは3、4、5、7曲目に1ずつ、関数は3曲目に1、レビューは3、4、6曲目に1ずつ、デプロイは4曲目に1。3曲目と4曲目の行は枠で囲まれている

韓国語が主の歌詞の下書きで数えた言葉の断片の数。「開発者」は10曲すべてで0。

3曲目には関数、コード、レビューが、4曲目にはコード、レビュー、デプロイが出てきます。3曲目の Verse 2 は、こう始まります。

以前は、たったひとつの関数を書くために徹夜したこともあったのに。

4曲目にもデプロイが出てきます。Verse 2 の並びのなかの1行です。

デプロイが終わったあとで「今日もお疲れさま」と言ってくれた人。

ここでは、職業が名前を与えられず、一日の場面として描かれています。それが意図だったのか、その場面を知る聴き手が自分の一日をそこに見つけるのかは、記録にありません。下書きで確かめられるのは、言葉がこのように置かれているところまでです。

怖さには名前があり、大きさがある

3曲目は怖さを名指しします。韓国語の下書きには「怖い」の語幹が2回、「不安」の語幹が2回出てきます。英語の下書きには、"it scared me a little"、"I was scared too"、"Being anxious"、"that anxious heart" があります。4曲目の下書きには、どちらの言葉も一度も出てきません。4曲目はその代わりに、怖さの大きさを測ります。

理由もなく、心の片隅が少し小さくなった。

2曲のいちばん鋭い問いは、形が似ています。どちらも「もしかして」で始まります。3曲目は「もしかして私、ゆっくり消えていくのかな?」、4曲目は「もしかして私、だんだん必要とされなくなっているのかな?」と問います。3曲目の問いは、時間のなかで自分が薄れていくことを、4曲目の問いは、役に立つことが減っていくことを問うものとして読めます。この区別は、下書きを並べて読んだ結果です。

4曲目の Verse 1 は、この問いのあと、ひとつの思いとひとつのささやきを経て、こんな行で閉じます。

私もそう感じたよ。

3曲目のコーラス「私も怖かった。」を受ける返事のように読める行です。トラック順では、4曲目は前の曲の告白が終わったところから始まり、今度は同じ不安を自分のこととして差し出します。

下向きにつながる3つの箱。上から、3曲目 Verse 2「もしかして私、ゆっくり消えていくのかな?」(韓国語: 혹시 내가 천천히 사라지는 건 아닐까.)、4曲目 Verse 1「もしかして私、だんだん必要とされなくなっているのかな?」(혹시 나는 점점 필요 없어지는 걸까.)、4曲目 Outro「そのぬくもりは、絶対に消えないよ。」(그 따뜻함은 절대 사라지지 않을 거야.)。いちばん下に、3曲目は「怖い」と「不安」の言葉を4回使い、4曲目は一度も使わない、と書かれている

2つの「もしかして」の問いと、4曲目の Outro で同じ動詞が約束に変わる場所。

もっと目を引くのは動詞です。3曲目の怖さは「消える」という動詞で語られていました。その動詞は4曲目で一度だけ戻ってきて、前に否定がついて約束になります。

そのぬくもりは、絶対に消えないよ。

韓国語の下書きも、「消える」を意味する同じ動詞で同じ道をたどります。3曲目の「혹시 내가 천천히 사라지는 건 아닐까」と、4曲目の Outro の「그 따뜻함은 절대 사라지지 않을 거야」です。消えることを怖れる側の動詞が、消えないものを語る側の動詞として戻ってきます。1曲のなかではなく2曲にまたがっているので、1曲だけを聴いても見えないつながりです。これもひとつの読みです。この動詞を意図して合わせたという記録はありません。

同じ2つの場面、違う時制

2曲には、同じ2つの場面があります。失敗した同僚に笑いかけて大丈夫だと伝えること、夜遅くにレビューをもうひとつ残すことです。3曲目では Bridge の後半に、4曲目では Verse 2 に出てきます。3曲目の Bridge の2つの例と4曲目の結びの一文は2曲の同じ一文でも引用しています。この記事が加えるのは、時制の対比です。

2つのパネル。左は3曲目の Bridge「失敗した同僚に笑いかけて、大丈夫だと言ってあげることも。夜遅くにレビューをもうひとつ残してあげることも。それは今でも人にしかできないこと。」右は4曲目の Verse 2「夜遅くにレビューをもうひとつ残してくれた人。ミスした同僚に、先に笑って大丈夫だと言った人。デプロイが終わったあとで『今日もお疲れさま』と言ってくれた人。それは AI じゃなかった。いつだって人だった。」キャプションに韓国語の下書きが添えられている

3曲目では2つの場面が、人にできることの例として置かれる。4曲目では、今日それをした人として置かれる。画像は韓国語の下書き。

3曲目は、この場面を人にできることとして言い表します。「失敗した同僚に笑いかけて、大丈夫だと言ってあげることも……夜遅くにレビューをもうひとつ残してあげることも」。特定の一日ではなく一般的なことを語っていて、こう閉じます。

それは今でも人にしかできないこと。

4曲目は、この場面をそれをした人として言い表します。「夜遅くにレビューをもうひとつ残してくれた人……先に笑ってくれた人……」。同じ行いを、すでに過ぎた一日から取り出し、並びにもうひとつ加えます。デプロイのあとで「お疲れさま」と言ってくれた人です。結びの一文も同じ「それは」で始まりますが、言っていることは違います。

それは AI じゃなかった。いつだって人だった。

3曲目は「今でも……できる」という、可能性の言葉で人の取り分を立てます。4曲目は「いつだって」という、起きたことを振り返る言葉で立てます。ひとつの主張が、先には可能性として、後には確認として置かれている、と読めます。韓国語の下書きは、行の終わり方でその違いを示します。3曲目は一般的な「…는 것도」、4曲目は過去の「…ㄴ 사람」です。

「でも」のあとに来るもの

2曲の Final Chorus には、同じ前提があります。明日、世界はもっと速くなる、というものです。3曲目はそう言って、すぐに許しへ進みます。

明日も世界はもっと速くなる。でも、大丈夫。

4曲目は、前提に1行を加え、許しではなく事実を語ります。

明日も世界はもっと速くなる。新しいモデルも、また出てくる。それでも、人を笑顔にするのは、結局のところ人なんだ。

3曲目の「でも」のあとには、聴き手への許しと、ひとつのアイデンティティが来ます。誰かの明日を少しあたたかくする人、というものです。4曲目の「でも」のあとには、人一般についてのひとつの文が来ます。それでも、2つの Final Chorus は1行を共有しています。

今日も、あなたは十分だった。

3曲目では、この行は速さの話の前にあり、4曲目では後にあります。3曲目は次に前提を置き、アイデンティティの文で閉じます。4曲目は先に前提を置き、この行と「今日も、あなたはまだ輝いている。」で閉じます。

Pre-Chorus も似た分かれ方をします。3曲目は、不安そのものを読み直します。不安だということは、あきらめたということではなく、まだ大切に思っているということだ、と。4曲目は、速さを何と比べるかを置き直します。

速い人がいつも長く残るわけじゃないって。心を残す人のほうが、長く覚えられるって。

3曲目は怖さに意味を与え、4曲目は残していく心を速さの向かい側に置きます。これは、2曲を並べて読んだ解釈です。

2曲が言っていないこと

4曲目のストーリー欄は、速く変わる世界のなかで、自分を AI と比べ続けてしまう一日を描いている、と記しています(私たちの訳)。それでも、韓国語の下書きでは、勝つ、競う、比べる、にあたる言葉は、どちらの曲にも一度も出てきません。2曲は、比べることが起こる心の大きさ(「少し小さくなった」「だんだん必要とされなくなっている」)を歌います。ただし、速さを並べる言葉はあります。3曲目のコーラス(「いちばん速く走る人より、最後まで歩いていく人のほうが長く残るから」)と、4曲目の Pre-Chorus(「速い人がいつも長く残るわけじゃない」)です。

何を学ぶべきかも、歌詞は言いません。3曲目には「学ぶことが、静かに積み重なっていた。」と「今日も学んでいるあなたは、十分すぎるほどよくやっている。」があります。しかし、学ぶことは状況として置かれているだけで、方法は一行もありません。4曲目の下書きには、学ぶという言葉自体がありません。3曲目のストーリー欄は、これから先、私は大丈夫だろうかという問いを記し、この曲はその問いに答えず、代わりにそう感じている人がひとりではないと伝える、と述べています(私たちの訳)。4曲目は、答えを差し出すかわりに、問いを投げた人が今日したことを、歌詞のなかでひとつずつ数えます。この一文は読みです。設計書にそう書いてあるわけではありません。

この2曲のあとも、AI という言葉は続きます。9曲目の並び(「新しい技術も、新しい AI も、また別の変化も、私たちを待っている」)と、7曲目の対応する並びの1行(「新しい技術も、新しい AI も、毎日もっとすごくなっていく」)にあり、7曲目には4曲目と共有する Bridge の文にもあります。AI が、世界が運んでくるもののひとつとして、より多くの場所に置かれていく、と読めます。そう記した記録はありません。

サウンドは近く、楽器欄は少し違う

2曲の仕様は近いものです。3曲目は Ambient Lo-fi と Emotional Chill で72 BPM、4曲目は Ambient Lo-fi と Warm Chill で74 BPM です。楽器欄には、3曲目が Soft Piano、Warm Electric Piano、Gentle Guitar、Vinyl Noise、Soft Rain Texture、Ambient Pads、4曲目が Soft Piano、Warm Guitar、Gentle Strings、Soft Pads、Vinyl Noise、Rain Ambience とあります。アルバム企画書は3曲目と4曲目を、やわらかな弦が入る Emotional Chill としてまとめていますが、楽器欄に弦(「Gentle Strings」)があるのは4曲目だけです。3曲目の欄にはギターとピアノはあっても弦はありません。この違いが録音でどう聞こえるかは、確かめていません。

記録にないこと

  • なぜこの2曲を1組にしたのか。メモには「答えの歌」と「対」とだけあり、理由はありません。
  • 対応する「もしかして」の問いや、戻ってくる動詞「消える」が意図されたものかどうか。この記事が読んだのは、紙の上の形です。
  • 3曲目と4曲目のどちらが先に書かれたか。文書には番号順しかなく、書かれた順序を示すものは、読んだ範囲にありません。
  • 開発者の実際の反応や、調査の数値。この記事は、どちらも引用していません。
  • この対比が録音でどう聞こえるか。

聴く

2曲とも、英語版と韓国語版が YouTube にあります。どちらから聴いてもかまいませんが、続けて再生すれば、上で述べた対が聞こえるかどうかを自分で確かめられます。

もう一度、率直にお伝えします。音楽は AI(Suno)で制作しています。歌詞は AI が下書きし、人が確認しています。idle() のホームページでも聴けます。